今回は、オンラインカジノが抱える社会的問題について解説していきます。
今ある問題を知ったうえで、そういったトラブルに巻き込まれないようにしていきましょう。
ギャンブル依存症の危険がある
オンラインカジノは、他のものに比べてギャンブル依存症になりやすいといわれています。
オンラインカジノの他のギャンブルとの違いとして、クレジットカードで入金できることが挙げられます。
パチンコをするにしても競馬をするにしても、台にお札を投入したり券売機にお金を入れたりして行います。
現金払いなので、今これくらい使っているという認識を持ちやすく、財布からお金がなくなれば、それ以上に使い込むことはできません。
しかし、オンラインカジノの場合クレジット決済ですから、カードの限度額の範囲であればいくらでも入金できてしまいます。
クレジットカードは請求がくるのも1ヶ月は先になることが多いですから、使い込んでいる自覚を持ちにくいです。
ギャンブルでなくても、クレジットカードは使いすぎを引き起こしやすい点が問題視されています。
ギャンブルとクレジットカードという二大使いすぎの危険が高いもののタッグによって、より依存症になりやすくなっています。
さらに、オンラインカジノはリターンが大きいという点も、依存症になりやすい要因として挙げられます。
プログレッシブジャックポットといって、世界中のプレイヤーの賭け金が積み上げられて、一気に払い戻されるという爆発力のあるシステムが採用されているスロットがあります。
こういったものだと、特に技術がなくても、初心者でも運さえあれば大きな配当を受けられます。
ジャックポットとまではいかなくても、高額当選を初めての方でも引きやすいのがオンラインカジノの特徴です。
ギャンブルは、やはりリターンが大きいほど、勝ったときの快感もまた大きくなります。
このことから、オンラインカジノは他のギャンブルよりリターンを得やすい分、よりのめりこみやすいという性質を持っています。
スパム広告
スパム広告もまた、オンラインカジノにつきまとう社会的問題です。
これは一部の悪いオンラインカジノが行っていることです。
そんな悪質なオンラインカジノに登録すると、その日から英文のスパムメールが届くようになってしまった、などの事態が起こります。
このようなスパム広告を、オンラインカジノ特有のものとして認識している人がよくいます。
しかし、実際には前述したように一部の業者だけが行っていることです。
優良なオンラインカジノを選べばそのようなことは起こらないのですが、やはり悪質なところに引っかかって被害に遭う方が後を絶たないために、オンラインカジノ全体の社会的問題として認識されています。
サービスの質の差が大きい
オンラインカジノ間でサービスの質が大きく違うことも、問題の1つに数えられます。
オンラインカジノは業界全体として、歴史が浅いという特徴があります。
そのために、サービスの一定水準がどこでも担保されている、とは言いづらい実情があります。
たとえば、日本語サポートを実施するオンラインカジノが多くなっています。
しかし、同じ日本語サポートでも、オンラインカジノによってだいぶそのサービスのクオリティーに違いがみられます。
日本語が全然通じなかったり、英語すら満足に話してくれないという事態に巻き込まれる人が後を断ちません。
サポートは、普通にオンラインショッピングをするときと違って、オンラインカジノにおいては必要不可欠な存在です。
それこそ、入出金などの手続きのやり方から、ボーナスの申請、ゲームの遊び方、システム的な不具合など、オンラインカジノを利用していると、やはりサポートを使わなければならない場面に遭遇します。
このような場合、日本語サポートといいながら全く日本語が通じなかったりすると、ストレスや憤りを感じます。
このように、オンラインカジノによっては日本語サポートを謳っていても、その実、結局、英語で話さなければならなくことがあります。
実際にこういったトラブルに巻き込まれる人が多いです。
ただし、これもスパム広告の問題と同じで、全てのオンラインカジノに当てはまるわけではありません。
中には、本当の意味での日本語サポートで、丁寧な対応で評判を集めているところも存在します。
一部の杜撰なサポートのせいで、オンラインカジノの全体のイメージが悪くなっているのが現状です。
日本人が安心してサポートを受けられる優良なオンラインカジノが多くなっていますから、こういった信頼できるところを選ぶのが大切です。
オンラインカジノの問題についてまとめ
今回は、オンラインカジノにまつわる社会的問題について解説してきました。
オンラインカジノは、特に他のギャンブルよりも依存症になりやすい側面があるので注意が必要です。
また、一部のオンラインカジノでは、スパム広告が実施されていたり、日本語サポートが名目だけであったりします。
こういったところに引っかからないようにする視点も重要です。